投資実態の有無については、
「預け先の運用者が実態があったかなかったも含めて調査中です。無い場合は詐欺罪でも告訴を検討していきます。」
と説明し、刑事事件に発展する可能性もあるとしており、現在は双方が弁護士を立て話し合いをしているものの、「すぐに返金はできない」とも言われているそうです。
そのため、
「法的な責任所在の有無関係なく、紹介したという責任から木本が立替で返金していく意向」
と明かしていて、他の被害者たちからはTKO木本武宏さんに返金を求める連絡は一切来ておらず、逆に「大丈夫か?何かできることあったら言って」などと心配されているそうですが、もし投資家に返済能力が無かった場合は、TKO木本さんが立て替える形で返金をするとしています。
ただ、こうした対応を巡ってもネット上では物議を醸しており、TKO木本武宏さんは投資家を紹介しただけで、仲介手数料なども一切受け取っていないのであれば、立て替えなどをする責任は一切なく、そこまでしようとするということは、何か後ろめたいことがあるのではとも指摘されています。
そもそも、事務所を辞めて全ての仕事を失ったTKO木本武宏さんが、億単位とも言われるお金を用意できるのかが不明で、事務所担当者もお金をどうやって用意するのかについては「回答を控える」としています。
この他に、週刊文春や『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)は、TKO木本武宏さんが投資トラブルが表沙汰になる前の昨年11月に、香川県高松市内に仮想通貨(暗号資産)関連事業などを目的とした投資関連会社を設立していたことを報じており、設立から1ヶ月足らずで、複数人から合計約1.5億円の出資を受けていたことが明らかになっています。
事務所の担当者は「今回の事案とは全く関係ありません」とし、会社関係者も「私どもの会社と今回の木本さんの投資トラブルは関係ありません」とキッパリ否定しているのですが、この会社も今回の件と何か繋がりがあるのではないかと疑いの目を向けられています。
『フライデー』が先日報じた記事によれば、TKO木本武宏さんはかなり強引な勧誘をしていたそうで、実際に勧誘を受けたという後輩芸人Aは、
「知り合いの芸人が木本さんに50万円ほど預けていました。ただ、預けたはいいが、どう運用されるのか、本人には知らされていないようでした」
と証言しています。
また、後輩芸人Aがお金が無いと言って断っても、30万円ぐらいなら出せるのではないかとしつこく勧誘してきたほか、他に投資しそうな芸人はいないかと聞いてきたとも明かしています。
さらに、TKO木本武宏さんは「もし運用成績がマイナスになったら、俺が全額出すから」などと、自ら補填をするという話もしていたとしています。
これらの証言が事実だとすれば、TKO木本武宏さんは単に投資家を紹介するだけでなく、投資家から紹介料などとしてお金を受け取っていたのではないかと疑いたくなります。
被害総額はビックリするような額になりそうですね。一刻も早く解決できるよう見守りたいです。
参考
芸トピ-TKO木本武宏が週刊文春に投資トラブル語る。被害者に返金立替の意向、仮想通貨・投資関連会社設立が判明し物議も…
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